「チョコレートは媚薬!?」 バレンタインチョコには科学的根拠があった?

バレンタインデーにチョコレートを渡す女子のイメージ チョコレート

雑誌「anan」の恒例企画「チョコレート特集」内のチョコレートに関するインタビューでSexy Zoneの中島健人さん「チョコレートは媚薬のようなもの」とコメントしている。
知ってか知らないでかは定かではありませんが、

実は「チョコレートは本当に媚薬効果があります」

その根拠を科学的な視点でご説明したいと思います。

アナタは好きな人に会った時にドキドキしたり気持ちが高ぶったりした経験はありますか?

それは、気のせいではありません。

実は、恋に夢中になっているときに分泌される特有の神経伝達物質があります。
それが恋愛において分泌される「恋愛ホルモン」というものです。

通称「恋愛ホルモン」

恋愛ホルモンは主に4種類!

エストロゲン(Estrogen)

代表的な女性ホルモン。女性らしさと言ってしまうと今のご時勢では偏見に聞こえてしまいますが、分かりやすく言いますと、女性的な身体を形成するために分泌されるホルモンのこと。男性でもこのホルモンが多く分泌される人は丸みのある身体や優しい性格になる傾向があるそうです。

オキシトシン(Oxytocin)

既に信頼している異性がいて、強い絆や信頼を感じるときに分泌されるホルモンです。通称「子宮内ホルモン」とも呼ばれ、出産時に多く分泌される女性ホルモンでもあります。

セロトニン(Serotonin)

ホルモンと言うと、興奮状態を促す物質と思いがちですが、セロトニンは通称「リラックスホルモン」と呼ばれ、心を安定させるために分泌されるホルモンです。

フェニルエチルアミン(PEA:Phenylethylamine)

最後にご紹介するのが、通称「ときめきホルモン」
恋愛したての時の好きな人に出会ったときに起こるドキドキ感や気持ちが高揚しているときに脳内で分泌されるホルモンです。

身体科学的に言うと、脳下垂体という箇所から分泌され、性的興奮と快感に直接関係する脳内神経伝達物質として機能します。

ときめきホルモン「フェニルエチルアミン(PEA)」

このホルモンは天然の媚薬とも言われる強力なホルモン物質です。

このホルモンは、恋をすることによってフェニルエチルアミン(PEA)が分泌されるわけではなく、フェニルエチルアミン(PEA)が脳内で分泌されることにより相手のことを好きだと錯覚するのです。

カカオにはフェニルエチルアミン(PEA)成分が含まれる

チョコレートの原料であるカカオには、このフェニルエチルアミン(PEA)成分が含まれていることが薬理学的に証明されています。
つまり、チョコレートには「天然の惚れ薬」としての効果があると言うことになります。
女性から(または男性から)チョコレートを贈られ、その人の事を想いながら食べるとこで、それまで気持ちがなかった人も恋愛ホルモンの効果により、「あれ?なんかドキドキする…」という、恋のはじまりの手助けをしてくれるという訳です。

まとめ

結論:チョコレートは本当に媚薬だった

恋愛ホルモン「フェニルエチルアミン(PEA)」という成分が含まれるチョコレート(カカオ)は科学的に立証された、恋に落ちるための手助けをしてくれる媚薬である。

「バレンタインチョコ」

意中の人を振り向かせるためなら、使えるものは、是非使ってみましょう。